バツイチに対する世間の風は昔に比べて好意的。ネットアンケートでは、男性の約半数がバツイチ女性=恋愛対象として考えられると回答しています。
ただし、離婚理由や伝え方によってはNGに。好印象を与える離婚理由の伝え方をご紹介します。
バツイチに対するイメージは上昇中
今や既婚カップルの3組に1組が離婚する世の中。離婚はもう対岸の火事のような遠い出来事ではなく、身近なものになっています。
いい年になると、友人の1人や2人がバツイチさん、というのも珍しくありません。
ちなみに2組に1組が離婚する離婚先進国アメリカでは、夫の雇用ステータスがフルタイム雇用職ではなくなると、離婚しやすい傾向にあるそう。
国によって事情は異なりますが、非正規雇用が増え終身雇用の崩壊が伝えられている日本でも、離婚がもっと身近になる可能性もあります。
さて、離婚の増加に伴い、バツイチさんに対するマイナスイメージはかなり減り、それどころか温かい目で見られることも多くなりました。
それに伴い、未婚者よりも「結婚」をより現実的に捉えられると、結婚相手の対象として好意的に捉えてくれる人が増えています。
独身男性へのネットアンケートでは、全体の47.9%の人がバツイチさんを恋愛対象としてアリだと答えています。
離婚理由としてOKなもの、NGなもの
バツイチさんを恋愛対象としてみるものの、やはり多くの人が離婚理由を気にします。
まずは、どんな理由で離婚する人が多いのか女性の離婚理由ベスト5で見てみましょう。
性格の不一致
相手からの暴力(DV)
経済的DV(生活費を渡さないなど)
精神的虐待(モラルハラスメント)
相手の浮気
この中で離婚理由として受け入れられやすいものは、まず元夫からの暴力や経済的DV、浮気など、相手が原因の場合です。
これらは離婚して当たり前、離婚して良かったね、と思ってもらえるマイナスイメージの少ない離婚理由です。
もう1つは、1位の性格の不一致の中に含まれる、お互い悪いわけではないけれど、歩み寄ることができなかった場合です。
例えば子どもに関することや、仕事や家庭に対する考え方の違いなどですれ違ってしまったなど、第三者が聞いても納得できるような理由なら、こちらも比較的受け入れられやすくなっています。
反対に、NGな離婚理由とは、妻側に原因がある離婚の場合です。
暴力(女性の場合は言葉による精神的虐待)、借金、不倫などが理由の場合は、どうしてもマイナスイメージはさけられません。
自分に明らかな落ち度があり、離婚を言い渡されてしまった場合は、二度と繰り返さないよう反省し、その反省に行動が伴っているかどうか厳しく見られます。
好印象を与える「離婚理由」の伝え方
バツイチさんが新たな交際相手と信頼関係を築くには、離婚理由を明確にし相手に安心してもらうことが必要です。
離婚理由は、パートナーにとっても気になるところ。
伝え方次第では、不信感を抱かれ別れる原因になりかねません。離婚理由を伝えたことが別れの原因とならないよう、離婚理由の上手な伝え方をご紹介します。
嘘をつかない
結婚はお互いの信頼があってこそ続くもの。
離婚理由をごまかすなど、最初の段階で相手に嘘をつけば、それがバレた時大ダメージを食らいます。
それこそバツ2になってしまうかもしれません。
嘘はいずれバレます。全部を詳細に話す必要はありませんが、聞かれたことには誠実に、正直に答えましょう。
必要以上に言わない
たとえ元夫が原因の離婚であったとしても、再婚相手になるかもしれない人に、必要以上に元夫の悪口を言ったり、逆に同情を引くつもりで、自分の悪かった点を必要以上に大げさに言わないこと。
人の悪口を聞くのは誰だって面白くありませんし、こちらまで落ち込むような愚痴も重すぎて相手に引かれてしまいます。
以前の結婚生活を思い出すだけでストレスになるかもしれませんが、それを新しい交際相手にぶつけてはいけません。
事実を淡々と、不必要な話はしない。これが鉄則です。
バツイチさんにとって、離婚理由を話すのは辛いもの。
しかし冷静に客観的に話すことができるようになる=離婚のトラウマから解放されたということではないでしょうか。
離婚も自分の成長過程の一つと捉え、前を向いて歩こうとしているあなたなら、きっと次の幸せもすぐそこです。