「クリスマスケーキ」から「負け犬」へ、時代は変われど結婚適齢期を逃した女性に対する世の風当たりは厳しいまま。
結婚したいと婚活を始めたものの、なかなか成果がでないあなた。もしかして自分の市場価値を誤っていませんか?
「クリスマスケーキ」から「負け犬」へ、婚期を逃した女性に対する嫌ーな言葉
バブル期を経験した女性なら聞いたことがあるはず。婚期を表す嫌ーな言葉「クリスマスケーキ」。
これは24日までは高値で売れるけれど、25日になると途端に値段が下がるクリスマスケーキと同様、女性も25才を過ぎると女としての価値が下がる、という意味で使われていました。
今こんなことを言ったら袋叩きに遭いそうです。もう完全に死語ですよね。
今なら25才で結婚したら「早い~」と言われるのではないでしょうか?
時代は流れ、次は「負け犬」という言葉が登場。
30代独身女性を表す言葉で、これは2003年の流行語大賞の候補にまでなりました。
晩婚化の影響で+5才にはなったものの、やはり世の中は「結婚していない女性」に対する風当たりは厳しいようです。
女性たるもの、大半の人が少女時代に「お姫様みたいなドレス着て、王子様みたいな旦那様と結婚したい~」と夢見たことがあるはず!
そしてそれを実現した女性もたくさんいる!なのに何で三十路を過ぎても私って結婚できないんだろう、と悩んでいるそこのあなた。もしかしたらあなたの間違ったこだわりが結婚を妨害しているかも知れません。
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知っていますか?自分の市場価値?
三十路を過ぎていまだ独身、でも結婚はしたいと思っているあなた。待っているだけではダメだと婚活を始める決心をするだけでも、何もしない女性よりずっと結婚の可能性が高まります。
しかし、ここで気を付けなければならないのは、結婚とは自分が相手を選ぶだけではなく、相手にも選んでもらう必要があるということです。
そのためには、まず自分の市場価値を知る必要があるのではないでしょうか?
現実志向の女性がよく相手の条件として挙げるのが、年収です。
女性の希望年収は全国平均で471万と言われています。しかし、民間企業で働く男性のうち、年収が400~500万の人の割合は、わずか18%、平均年収が500万に達するのは35~40代になってやっとなのです。
この中には既婚者ももちろん含まれますので、いかに年収で相手の範囲を狭めているかわかっていただけるでしょうか?
そして男性は女性に年収を求めない代わりに、若さや容姿を求めます。
それは出産年齢など切実な理由がある場合もありますが、容姿が同程度の20代、30代の女性からどちらを選ぶ、と聞かれたら男性の8割は20代を選ぶという現実を知るべきです。
自分を安売りするのではなく、相手に協力しようという姿勢が大事
これを読んで、自分が今置かれている立場を理解し、受け入れようとしているあなた。結婚というゴール(もちろん本当の意味での結婚生活はここから始まりますが)はすぐそこです。
婚活に利用されている、多くの結婚相談所や婚活パーティでは、年収へのこだわりが無く、収入が少なければ自分も働いて協力する!という姿勢の女性の方が圧倒的に成功率が高いそうです。
不思議なのは、低収入の男性ばかりでなく、高収入の男性さえ、そのような女性を好む傾向にあることです。
こういうタイプの女性は、まず目の色を変えて必死に相手を探したりしません。年収という枷を外しているので、ターゲットの範囲が広がり、候補者が多いからです。
その心の余裕は相手にも伝わり、相手の方が「選んでほしい」と思うようになるらしいです。候補者が多いということは、男性にとってはライバルが多いということですから。
決して自分を安売りしているのではありません。ここ重要です。
企業の経営と同じ、正しい分析によって正しい判断を下し、適正価格で商品を販売すれば、自ずと利益はついてくるのです。あなたに幸あれ!