女性の年齢が35才を過ぎると、本人も周りも結婚は諦めムード。確かに30代男性と20代女性は年齢的には相思相愛で、35才以上の女性が入るスキはありません。
しかし40代男性にターゲットを変えると、まだチャンスはあるのです。
結婚平均年齢と、結婚ピーク年齢には差があります
2015年の日本人の平均初婚年齢は、男性31.1才、女性29.4才です。
約45年前の1970年、初婚年齢は男性26.9才、女性24.2才でした。(厚生労働省 2015年人口動態調査より)45年の間に、男性は約4才、女性は約5才も平均初婚年齢が上がっています。
この原因は、
- 日本の不景気で若い世代に収入が少なく、経済的に結婚できるようになるのが遅くなった
- 交際期間が長くなり、なかなか結婚に踏み切らない(踏み切れない)男女が増加した
からなどと言われています。
しかし、初婚件数がピークとなる年齢を調べてみると、2013年男性が28才、女性が27才でした。(内閣府 平成27年版 少子化社会対策白書より)
結婚する人数がピークとなる時の年齢の方が、結婚平均年齢よりも男性で3才、女性で2才も若いのです。
これはどういう事かと言うと、結婚平均年齢を引き上げるような、平均年齢を超えた男女の結婚の割合が増えているということです。
27才前後で結婚する人が一番多いけれど、それ以降の年齢で結婚できる人も増えているという事なのです。
30代男性と20代女性は、いわば相思相愛の世代
女性の適齢期は、20~35才と言われています。
この理由は、医学的に健康的な赤ちゃんを産める確率が高いのがこの時期だから。
男性の方もそれは本能的に分かっていて、結婚相手となる女性には適齢期の女性を求める声が大きくあります。
さらに、自分より若い女性を好む男性も少なくありません。
特に婚活の場においては、相手を条件で絞るので、年齢だけで判断され、20~30代男性からOUTを食らってしまう35才以上の女性も多くいます。
35才以上だけど実感がない?
それは、あなたが知らないうちに、年齢で対象外とされているからかもしれません。
自分の生き方や努力をマル無視で、年齢だけで判断されるのは本当に悲しいことです。
しかし、現実には向き合っていかなければならないことです。
あなたのターゲットである20代~30代男性は、当然、20代女性からも狙われています。
20代女性にとって30代男性は、20代男性よりも包容力があり、経済力もある、いわばお相手としては文句なしの世代だからです。
30代男性にとっても20代女性は理想なので、いわば彼らは相思相愛の世代。
婚活以外の場で知り合うならいざ知らず、よほどのことがない限り、20代女性を蹴って35才以上の女性になびくことはありません。
ターゲットを変えてみれば、意外にチャンスは広がっています
これを読んで、35才以上の女子にはもう結婚のチャンスはないのか、と諦めかけたあなた。ちょっと待って!
確かに婚活で20~30代男性をGETするのは難しい、それは分かってほしいのですが、結婚するのが難しいとは一言も言っていませんよ。
結婚平均年齢を上げる要因が、平均年齢以上の人の結婚にあり、と先ほど言いました。今の世の中、適齢期を過ぎて結婚している人はいくらでもいます。
むしろ昔よりも多くなっている気がしませんか?
そんなカップルにあなたもなればいいのです。じゃあ一体どうやってなるの!と突っ込まれそうですね。
その答えはズバリ「対象年齢を変えること」です。
20代女性と20~30代男性を争うのは大変。
でも、20代が敬遠する40代男性となら、あなたは優位に立つことができます。
婚活の場で初めから40代以上の男性を求める20代女性はいません。
そして40代男性は男性の結婚適齢期を過ぎているために、30代女性と同じく、婚活市場ではあまり人気がありません。
婚活には条件が付きものですが、このように年齢、という条件を外せば、案外チャンスはあちこちに広がっているのです。