昨今、再婚は珍しいことではなくなりました。再婚自体のハードルがさがったようにみえますが、子どもがいるシングルマザーの再婚は、まだまだ厳しい印象です。しかし、シングルマザーだから再婚できないのかというと、そうではなく、シングルマザーということに魅力を感じる男性もいます。
男性にとって、どのような点がシングルマザーの魅力なのでしょうか。
今や4組に1組が「再婚」カップルです
2015年の厚労省の人口動態統計によると、2015年1年間で結婚したカップルの数は63万5156組、そのうち夫婦のどちらか一方、あるいは両方が「再婚」であるカップルは約16万組でした。
つまり全体の約27%、結婚カップルの4組に1組が再婚カップルなのです。
ちなみに1971年の再婚カップルの割合は10.8%でしたから、ここ44年間で再婚カップルの割合は約2.5倍に増えているということになります。
この数字を見る限り、一度目の結婚は確かに失敗だったかも知れませんが、「もう一生独身だ」と諦めるのは早いといえるでしょう。
さて、バツイチ女性の中には、子どもを連れて離婚したシングルマザーもいます。
子どもが小さいうちは、離婚時に妻が子どもを引き取ることが圧倒的に多いです。
養育費をもらえない人もいる中で、仕事に子育てに頑張る彼女たち。
子どもがいることは一見再婚には不利なようですが、頑張る彼女たちの健気さに惚れて、再婚したいと思う男性も結構いるのだとか。
もしあなたがもう一度結婚してもいいと思うなら、思い切って「婚活」を始めてみませんか?
シングルマザーが再婚するときの心構え
シングルマザーが再婚を考える時、まず以下の心構えが必要です。
再婚相手に「父親」の役目を過剰に期待しない
よく、「子どものために再婚したい」と婚活しているシンママがいますが、それは間違いです。
再婚相手は子どもの父親になりたくてあなたと結婚するのではなく、あなたと結婚したいからするのです。
子どもの年齢を考慮する
一番いいのは、子どもが2,3才で、本当の父親の記憶がほとんどない状態での再婚。
すんなりと家族になることができるでしょう。
逆にもう精神的に大人になった高校生以上の年齢もOK。
じっくり話せば一人の人間として母親の幸せを考えられる年頃です。
一番避けたいのは、子どもが小学校高学年~中学生の間。
思春期の頃は子ども側も自分のことで精いっぱいの状態。
母親の再婚相手となると、過度に気を遣ったり嫌悪したりしがちで、子どもへの負担が心配です。
なぜ前回の結婚が失敗したのか、自分の中で消化しておく
たとえ元夫に原因があったとしても、本当に夫だけが悪かったのか自分なりに分析して、悪かった部分は反省し、次に生かすようにしましょう。
シングルマザーだからこそのアピールポイント
シングルマザーの婚活では、シンママならではのアピールポイントがあります。ぜひそれを活用しましょう。
経済的にも、精神的にも自立している
現在のあなたは、子育てしながら仕事もしている、つまり経済的にも精神的にも自立している女性です。
初めから相手に寄りかかる気満々な女性は、男性も不安になってしまいます。
時々甘える素振りを見せるのは構いません。
女性に可愛く甘えられてイヤな男性はいませんから。
結婚生活経験者である
実家暮らしでまともに料理も掃除もできない独女とは違い、あなたは一通りの家事をこなせるはず。
家事を任せても安心という点も、十分なアピールポイントになります。
家事だけでなく、一般的な親戚づきあい、ご近所づきあいを心得ているのもポイントです。
子どもの母親である
男性は自分の子どもを欲しがるもの。
結婚の際には、相手の女性が母親としての素質があるか、子どもを育てる能力があるかを本能的に見ています。
たとえ自分の子どもでなくても、しっかりと母親業をこなし、母の顔を持っているあなたになら、もし自分との子どもが生まれても大丈夫だと思ってくれるでしょう。
あなたの逞しさや健気さは、男性にとってとても魅力的なのです。