未婚率の増加や少子化、待機児童、多様化したライフスタイルという数々の問題に直面している「結婚」というシステム。
こんな社会だからこそ結婚したい、社会問題は関係なく結婚したいという方は、今ドキの婚活市場の動向を知って婚活を優位にすすめましょう。
結婚したい皆さん!「婚活」を始めませんか?
そろそろ私も結婚して、優しい旦那様と可愛い子どもたちに囲まれ、幸せに暮らしたいな~とお考えの独女の皆さん。あなたの考え応援します。
かつては適齢期になれば当然と考えられていた結婚。
現代は結婚にメリットを感じないという声もあります。
あえて未婚を選択する人もいますが、決して結婚を望む人が少数派になったわけではありません。
しかし、従来と違って、ただ待っていれば結婚できるという時代ではなくなっていることは肝に銘じておかなければならないでしょう。
古くは、適齢期になると上司や親、身近な年配者が「この人どう?」と紹介や出会いの仲介をしてくれたと言います。
しかし、人と人のつながりが薄れてきた現代は、結婚したいなら結婚に向けた活動が必要です。それが婚活。
婚活というと就活のように一定のセオリーがあるように思うかもしれませんが、婚活は幅広く、結婚に向けた活動であれば何でも婚活にあたります。
結婚相談所への入会や、婚活パーティーへの参加だけでなく、友達に「誰かいい人紹介して」というのも婚活。
結婚を目的として習い事を始めるのも婚活です。
結婚したいならば、今ある環境を抜け出して相手を探さなければ、結婚は単なる願望、夢物語に終わってしまうでしょう。まずは、婚活を始めてみましょう。
婚活を始める前に知っておこう!今の婚活市場 業界の縮小化と多様化
さて、先ほど婚活とは幅広く、結婚に向けた活動は婚活だと書きました。
このままの言葉をうのみにして、「いい人がいたら紹介して」と周囲の人に手当たり次第声をかけたら結婚できるでしょうか。
婚活として毎晩のように合コンをしたり、毎週末婚活パーティーに参加したとして、早く結婚できるでしょうか。
中には、成果を上げる方もいると思います。
しかし、出産年齢などから早く結婚したいアラサー独女に、手当たり次第は不向きです。
まずは、婚活市場について勉強しましょう。勉強するとやってはいけないことや、狙いどころ、自分のセールスポイントなどが見えてきます。
これは、初めての海外旅行と同じようなもの。
現地の気候を調べて服装や持ち物を決めたり、ガイドブックでグルメ情報や施設情報を調べ、スケジュールを考えますよね。
海外旅行の初心者が、ノープランで海外に行くのはあまり考えられません。
ということで、婚活市場の動向を調べてみました。
今、昔からある結婚相談所を始め、インターネットを使ったネット婚活業者、婚活パーティーなどの斡旋業者など、婚活サービス業者は乱立状況にあります。
今後は少子化を受けて、いわゆる結婚適齢期の男女が減少していくので、業界自体は縮小すると言われていますが、反面適齢期を過ぎた人、再婚する人など、ターゲットを細かく絞ることで、色々な世代を取り込もうという試みがなされています。
適齢期を過ぎてしまったからと諦めていた方たちにとっては良い傾向ですし、家や子どものことを抜きにした、純粋な意味でのパートナー探しがしやすくなるのではないでしょうか。
ここから考えられるのは、一口に結婚相談所といっても、
20代・30代の婚活を得意とする結婚相談所、再婚者を得意とする結婚相談所など相談所の特徴が鮮明になってくる
こと。
アラサー独女が20代の多い結婚相談所に登録しても、成果を期待できないと思います。
費用やサービス内容もチェックしたいですね。
結婚相談所に限らず、婚活で自分に最適な婚活サービスを選択するのは重要なこと。
婚活サービスは利用すれば結婚できるというものではなく、その後のあなたの努力や向き不向きもポイントになります。
婚活を始める前に知っておこう!ちやほやされるのは若くて一定条件を満たした女子のみ
では、婚活市場のメインターゲットである、20,30代男女の動向はどのようになっているのでしょう。
婚活パーティーの参加費用を見ると、男性より女性の方が安くなっているものが少なくありません。
当然と思いますか?結婚したい男性があふれ、女性は声をかけられるのを待っていればいいと思いますか?
残念ながら婚活市場では女性が不人気。女高男低の傾向が続いています。割合で言うと、男性:女性=4:6です。
婚活市場では男性の方が優位なのです。
その理由は、女性には出産適齢期という大きなリミットがあるのに対し、男性側にはそのようなものがないので、女性ほど婚活に積極的でないからだと言われています。
また、結婚相手の条件として、男性が「若さ」を求めるのに対し、女性は「経済力」を求める傾向があり、20代女性の57.1%が結婚相手には年収400万円以上を望み、30代女性の23.2%が年収600万円以上を望んでいます。
しかし実際に条件を満たす男性は、20代で400万円以上が約12%、30代で600万円以上がわずか5.8%と、かなり少ないです。
この少数の男性を取り合っているのが婚活市場というわけですね。
まだまだ女性は現実が見えていないということでしょうか。
しかし、昔は「3高(高収入、高身長、高学歴)」と言われた結婚相手の条件は、「3平(平穏、平均的年収、平凡な容姿)」に変わり、現在は「3低(低姿勢、低依存、低リスク)」なんていう条件の男性も人気だそうです。
年収では夢見がちだけれど、他は妥協してもOKという女性が多いということでしょうか。
人気の男性は倍率が高くなり、アラサー独女が近づくのは簡単なことではありません。
これを受けて、あなたはどんな作戦を立てますか?