もし自分が「コミュ障」だとの自覚があるなら、早めに婚活を始めましょう。
まず結婚後の生活をシミュレーションし、自分のコミュ力では社会生活がしんどいと感じたら、理想のお相手はあなたのコミュ力不足を補ってくれる男性です。
コミュ障だって結婚したい!
現代ほど「コミュニケーション能力」のスキルが重要視される時代はありません。
かつての日本は「沈黙」が美徳とされ、男性に至っては名優 高倉健氏に代表されるような、背中で人生を語る寡黙な人が「素敵」といわれた時代が長く続いていました。
しかし、近年は核家族化などで意識をしなければ一日中誰とも会話しない生活が可能な半面、SNSなどで24時間コミュニケーションが可能になり、コミュニケーションをとらずにいると社会から孤立しかねない状況になっています。
コミュニケーションをとらずに生きる事ができ、直接のコミュニケーションを苦手とする人が増えたからこそ、コミュニケーション能力が高い人が評価される時代になっているのです。
そんな時代にあって、コミュニケーション能力の低い人は「コミュニケーション障害」=通称「コミュ障」などといわれています。
コミュ障の程度は様々で、画面を通してのコミュニケーションは苦にならないけれど、直接人と話をするのはストレスに感じるという人もいます。
また、コミュ障と結婚願望は別。不特定多数と接するのは苦手でも、特定の人と一つ屋根の下に暮らし、幸せな生活を送りたいという願望を持っている人もいます。
コミュ障の自覚があるなら、早めの婚活が吉
もし、あなたが自分をコミュ障だと思っているなら、そして「コミュ障だけど、結婚したい、いいお相手を見つけたい」と思っているなら、今この文章を読んだ後すぐに「婚活」を始めましょう。
今まで周りのリア充さんたちを散々見てきて理解していると思いますが、モテる男女はとにかくコミュ力が高い!
まず、その点で彼女たちには一歩も二歩もリードされています。
「どうせ私なんてコミュ障だから」「こんな私が婚活なんて」という思いは今すぐ捨て去りましょう。
婚活に真剣になる時期が早ければ早い程良いのです。
コミュ障さんに最もすすめな最短距離の婚活は「お見合い」です。
結婚相談所でも、親戚のツテでも何でもいいのですが、「お見合い」ほどコミュ力を必要としない婚活はありません。
何といってもまず両家の家族、仲人やアドバイザーなど、あなたのサポート役がたくさんいて、コミュ力の足りない部分を補ってくれます。
現代のお見合いは、仲人を同席させる場合と、当人同士二人だけで行われる場合があります。
もし、コミュ障を自覚しているならば、ぜひ、仲人に同席してもらってお見合いをしましょう。
言葉に詰まったとき、何をしゃべったらよいかわからなくなったとき、仲人は心強い存在となります。
万が一、お断りする場合も仲人からお相手の方に話してもらえます。
そしてお見合いは、お互いが結婚に前向きである事も疑う必要がありません。
古臭いからヤダという先入観を捨てれば、リア充さんたちより早く結婚するのも夢ではないのです。
コミュ障さんと相性がいいのは、コミュ力の高い男性
さて、婚活でお相手を見つける前に、コミュ障さんにはぜひやっておいてほしい事があります。
それは結婚後の生活を考えること。
結婚はまだまだ家と家との結びつきな部分が強く、彼の両親や親戚と、あなたは関わらなくてはなりません。
子どもができれば、今度は子どもを通じて、ママさんたちとのお付き合いが始まります。
独身のときは、仕事以外に極力かかわりを持たない事も可能ですが、結婚するとそうはいきません。
社会的責任が大きくなり、家族、親戚、町内会、子供会、PTAなど、避けて通れないものがたくさんあります。
あなたのコミュ力でそれらに耐える事ができますか?
ちょっと引っ込み思案、ちょっと人見知り程度なら全然問題ないですが、人と会うだけでも億劫でストレスを感じるような、重度のコミュ障さんなら、結婚後外で働く事も難しいですよね。
結婚後の家計や子ども、相手の親族との付き合いなどを考え、自分には荷が重いと感じるなら、結婚相手として相性バツグンなのは、それをサポートしてくれる男性です。
自分と外の社会との橋渡しをしてくれ、その事にストレスを感じるどころか喜んで引き受けてくれる男性なら、義両親との関係も、子どものPTA役員も上手にこなしてくれます。
コミュ力不足をサポートしてもらったお礼は、彼をサポートする事で返してあげましょうね。
苦手な事を補い合うというのは、夫婦の理想のバランス。
一見するとコミュ障さんとは対極にいるような、人前に出るのがストレスではない、話の輪の中心にいるような男性が、結婚生活を考えるとおすすめです。